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写真 : ある駐在員
各地で好評だったF40PHですが,2000年頃になるとほとんどが機関車としての活躍を終えました. しかしその頃踏切事故が相次ぎ,乗務員ユニオンが推進運転の制御客車での乗務を拒否し,折り返しの都度編成を反転させるため列車をルーフ線やデルタ線に持ち込んだため連日ダイヤが乱れました. この事態を打開するため編み出されたのが,働き場を失ったF40PHの活用です. エンジンを外して客車列車の先頭に据えるだけで役は果たせますが,空いたエンジンスペースを荷物室として活用するため側面にロールシャッター式の開口部を設けました. 制御車のキャブカーと荷物車のバゲッジカーを掛け合わせたキャベッジカーと呼ばれ,後に編成の両側を機関車とキャベッジカーで固めると竜巻にも有効と言うことからほとんどが現在も活躍中です. 次章はニューへブンから西側の,ニューヨークに向かう電化区間です.
第二部につづく

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