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毎度ご利用ありがとうございます. 6月はBLIからペンシーS1形蒸気機関車のアナウンスがありましたが,たくさんの方々から期待されていたようです. 以前からリクエストが多かった機関車ですが,40m越えの機関車とは知りませんでした. さすがにアメリカでもこの長さを受け入れる路線は少なく,たった1両で終わりましたが,ほとんど直線の一部区間で著名列車も牽引したようです. 以前ならたった1両の機関車に量産メーカーは無関心でしたが,ネタが切れたからかそれとも金型製造の自動化がすすんで少量生産が可能になったからか,これだけご希望があれば早く作っておけばよかったと言うことでしょう. ニューモデルがデビューしてもほぼ違いを感じないモグリの模型屋ですが,この機関車ばかりは待ち遠しいです.
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6月も新規金型のモデルがありませんでしたので,目立つ不具合はありませんでしたがパーツ脱落の多いこと,彼の地でも問題になっているようですが,細かすぎるディテールのほうが重要なようで,お願いを聞いてくれません. 最終消費者がソッポを向けば少しは考えると思いますので,廉価モデルを重点的にお求めいただいて反省を求めましょう.
- 動力車に関してはすべてサウンド付としていたBLIでさえサウンド無しを販売する昨今,ここに来てサウンドを敬遠するモデラーが増加傾向で,メーカー(中国の工場ではなくアメリカの発売元)も首をかしげています. 家人にとって騒音被害とは以前よく耳にしましたが,直近ではジョイントを通過する車輪の音を楽しまれるようになり,車輪踏面の仕上がりの平滑さを重視するユーザーもおられます.
- 『話題のクルマ』は4月にご案内したのですがアクセスがトップページからだけでインデックスに加えるのを失念していました. 4月には『小さな旅日記』も掲載し,そちらのアクセスもトップページだったことからトップページに2本の読み物のリンクが並ぶこととなり,見落とされた方が多かったようです. そこで今月改めて掲載することにしました. 『話題のクルマ』は11年目ですが,全編いつでも員で尽くすからアクセス出来るようにしてますので,電車の中など暇つぶしにお楽しみください.
- ニューヨークのLIRRことロングアイランド鉄道は通勤輸送主体ですが,伝統的にゲテモノロコが多く,ファンが多い鉄道です. そんな中でとくに面白い機関車が今月のスクリーン写真です. 列車を牽引しているように見えますが機関車は反対側で,プッシュプル運転の制御車です. 音もなく発進する様は,サウンド無し機関車そのものです.
- カレンダーはニュージャージートランジットの通勤列車です. 各車両側面に輝くブルーのランプが奇麗ですね. スーパーライナーでもアムフリートでも,ブルーのランプを備え,これがアメリカの旅客列車の夜の姿です. パーツテンコ盛りよりこちらの方が,断然お好みです.
- 今月もよろしくお願いします.
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