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image : Photo Depot
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かつてサザンパシフィックのロッキーの峠で活躍したSD40T-2がサスケハンナ鉄道に移籍したもので,大ニューヨークに近いところで巡り合えます. ところでサスケハンナ鉄道は,以前存亡の危機にさらされました. そのときコンサル(鉄道コンサルタント)が採った方策は,複線のトンネル部分を単線にしてトンネル中央の一番高さを稼げる部分に線路を移動し,二段積コンテナの通行を許容すると言うものでした. ご存知の通りミシシッピー川以東は車両限界が小さく,大鉄道と言えども苦労しているエリアです. サスケハンナはこの手術により大ニューヨーク最寄まで西からのコンテナ列車の受け入れ態勢が出来上がり,再生したと言うわけです. 例えば午前は東行きで午後は西行きが多い等,コンテナ列車の運転時間帯の特性を利用した賢い選択でした. 複線を単線になんて一見後退ですから鉄道側としては普通は思いつきませんね.
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