無軌条電車通信

2024-06-24
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2台のEV

これまでクルマと言えばガソリンエンジンで5速マニュアルが基本だったわが家に,一気に2台もEVがやってきました. 何が起きたのかと,今でも電話やメールの本題によく添えられています. ↓


1年ほど前に,電力の自前供給を話題にしたと思います. この想いは降って沸いたものではなく,何年も前からソーラーパネルなど資材の調達をしていました. そして蓄電池を調達する段階であまり高額なのでビックリ. 標準的な家庭の電力消費は7〜10kwで,わが家はオール電化だからそれより多いかも知れません. そして家庭用蓄電池の価格は7kwで100万円越えです. 何kwにしようか?
幸いクルマなら数台置くスペースがあり,以前話題にした記憶がありますが,中古のEVを買って電池として使おう,そういった発想です. 頻繁に,そして乱暴に充放電を繰り返すハイブリッド自動車の電池の寿命は話題になります. 一方EV(完全な電気自動車)の充電は,管理された電流もしくは自車の回生電力で,ハイブリッド自動車より電池の使用環境が遥かに良く,電池の消耗より自動車の寿命の方が短いのが現状です. これに目をつけたJR東日本が,踏切のバックアップ電源として中古リーフの電池を買いあさっているほどで,電池の保証はテスラが8年もしくは192000km(3型ハイランドモデル,ほかは16万km),日産リーフも8年で16万キロです. EVはハイブリッド自動車よりたくさん電池を搭載しているし,これの交換となるといくらかかるか(??)というのが巷のEVの心配ごとです. このユーザー心理を利用し,電池交換を無料にするリースを推奨するメーカーもありますが,購入者の不安につけ込んだ好ましくない販売トークです. EVをとりまく環境はこのような状態ですからEV中古は人気薄で,価格が安めなのです. これを狙わない手はありませんね. ナンバーを外すと,アメリカのクルマ(前にナンバープレートは付けなくても良い)みたいです.↓


ナンバーを外したクルマが駐車場にあったら,廃車した自動車を処分しないだらしない人と思われるでしょう. 面白くないですからワックスをかけててピカピカに,なんてやるわけないか. そういえば最近陸運事務所で思い出のナンバーを残してくれるサービスがあると耳にしました. そこで名義変更の折尋ねると,200円でナンバープレートのネジ穴部を加工してくれるとのことです. さっそく外したナンバーを処置してもらいました. ついでにナンバーは3450を指定しました. 名義変更は500円ですが,ナンバーの指定は予めインターネットで申し込み,作成してもらい,料金は数千円でした. ↓


テスラは5001でリーフは3450です. 数字の由来は下の写真です. 東急の電車で,何れも保存されています. そもそも自動車のナンバーなど気にしたことはありませんでしたが,テスラ購入時にナンバーを尋ねられ,5001にしてください(!)と即答してしまいました. 別に意図があったわけではありません.
そして5001と並べるのに相応しいのは? 今度はしばらく考えて,3450にしたわけです. ちなみにリーフの赤い塗色は,放置しても汚れが目立たない事を期待して選択しました. デビュー10年越えのリーフはタマ数が多く,色もイロイロです. 中古EV購入時の注意は,電池ライフのメーターの巻き戻しです. その昔中古自動車の走行キロを巻き戻して販売することが社会問題になりましたが,今は電池メーターの若返りです. 現在これに縛りをかける決まりがありませんので,買う時は日産ディーラーでどうぞ. ↓
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