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土台づくり |
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この建物はもともとお米屋さんの作業場だったので,1階は全域コンクリートのたたきです. だから乾燥して傷みが少ないのですが,床は欲しいです. そこで床を載せる部分をつくります. 写真のコンクリートの部分を基礎,その上に横たわる木を土台と言います. ここで不思議なことに出くわしました. 柱がコンクリートの床からすこし浮き,ほぞを組んで土台に付いているのです. 建築の作法でもあるのかと,識者(友人の中でもとくに詳しい人)に聞いてみました. すると特にないとのことです. 床のコンクリートが軟弱か後から流したかだろうとのことです. |
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見た目に落ち着かないのは良くないことというのが建築の基本だから,受けを設けてコーチスクリュウという極太の木ねじで組み立て,その上に新設する土台を載せました. |
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コーチスクリューを通す穴を開けます. 調子が悪いと思ったら,切り屑が詰まっていました. これでは進めませんね. |
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こんな穴を14個あけたら刃先が平になってしまいました. 右がサイズ違いの新品です. |
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レールがあり,そのままでは受け台が不安定です. 叩いて外そうとしたのですが,真鍮製のレールがコンクリートに埋まっており,破壊しないと外れません. |
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受け台は両端2か所必要なので,大きな穴を開けてから2本に割ることにしました. フリーハンドで機械に頼れないと曲がるのは,シロウトの証です. |
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土台新設は3か所あり,何とか出来ました. それにしても柱は重い・・・ |
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