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大切なのは空調 |
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家には3馬力の空調機を取り付けたのはすでに申し上げていますが,いよいよ各部屋に配風するダクトの工事に入りました. フレキシブルとは言え20cmのパイプの取り回しは力仕事です. 空調は難しいので,職人さんが様子を見にきたら,それとなく聞いてみます. みんな忙しいのですからワザワザ来てもらうのは大変です.↓ |
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2階,リビングとダイニング,それにカミさんの趣味の部屋に一本ずつで,ダクトは合計3本です. 2階建車両の配風方式に奮闘した友人の提案は,今度のわが家は天井が高いからダクトは不要とのことです. そこで各部屋に直接吹き出す方式としました. 夏は冷気が下に溜まるから,かき混ぜると冷気が生活空間より上も満たすこととなり,効率的でないということです. 冬は天井の暖気を下に降ろす天井扇を設ければ良く,大きな羽が静かにゆっくり回転するタイプをアメリカから導入しました. サーキュレーターでも良いのですが,セカセカ日本的なサウンドが好みではありません. 今回はマンションでないから24時間空調はしないので,3部屋への供給を電気スイッチの操作でコントロールするための機器を取り付けました. 鉄製ですから夏季の結露を考えて断熱材を貼り付けましたが,3者3様です. これでも結露すればまた考えましょう. ところで空調機本体は同一形式でも役所スペシャルと言うオプションを選択すると,少し高いのですがより省電力です. さらに海老名で採用した日立は待機電力が高いので,東芝製を選択しました. カタログでは使用時の話しかしませんが,使わない季節もあるのですからだまされないでください.↓ |
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電気屋さんにお願いすることもまだまだあります.↓ |
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空調は暖めたり冷やしたりするだけではダメですから,居室全体で上流から下流に向かう設計をします. これを怠るとフイルムがお酢臭くなって破壊したり家財にカビが生えたりします. 床下のカビは簡単に床の上にやってきますから,床下にも空気がよどむところを生じさせないよう考えないとダメです. 計算するのは困難ですから,施工しながら棒の先に1〜2cmにさいたディッシュペーパーを貼り付けて,風の流れを見ます. 冬場ティッシュぺーバーは,静電気で動きますから騙されないでください.↓ |
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換気扇は故障などに備え,台座に取り付けて簡単に外せるようにしておきます. 台座の下も,もちろん断熱です.↓ |
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大きな穴はドリルを使いますが,ブラシモーターなので時々面倒を見てやります. 大工さんは何でも出来なければつとまりません. モーター,それも大きなものを何百個もかかえる電車屋さんが,ブラシ嫌いな理由が理解出来るひと駒です.↓ |
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実験を繰り返してokとなったら,床下カラッとを敷き詰めます. 床や空調の作業では最後の作業ですが,この瞬間が一番好きです.↓ |
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最後に換気扇を取り付けます. 穴の向うに見えるのは,普通の通気孔です. 換気扇は母の家でスイッチが壊れてお払い箱になったものをいただいてきました. 動作時意外は閉じる機構付きですから虫の進入もある程度防げます. またブラシが無いモーターですから安心です.↓ |
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念のため下から撮影して確認します. 床下は30cmあるかないかですから直接見るのは困難で,薄いスマホカメラの独断場です. うまくいっているようです.↓ |
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完成です. 家全体の排気はキッチンとここだけで,トイレもシャワールームもすべてここが受け持ちます. ところで排気扇は大小取り混ぜて設けた場合,それぞれの動作を連動させないと空気の流れがうまくいきません. 現実的にそれは困難ですから,大きな排気扇を使用するのが好ましいです. 何処に取り付けようか考えましたが,階段の下の使いにくい空間を思いつき,良かったです. シロウトは現物を見ないとピンときませんから,そう言った意味でも予め図面なを作成するのは難しい相談です.. ところでその昔,へーベルハウスに家を建ててもらおうとしましたが,設計打ち合わせで作り易さしか考えない姿勢に嫌気がさし,お引き取り願いました. その後いくつかの住宅メーカーを見ましたが似たようなもので,カタログで自慢出来ないからか特に空調はお粗末もいいところです. 唯一東急ホームズが真面目に取り組んでいましたが,バカがつくほど正直でおカネが作れなかったのか,撤退してしまいました. 本来の存続すべき会社が消滅し,作ったらいけないものを量産する会社が成長し,しかも失敗した反省動画をトップ自ら出演するTVCMを流すのですからどうかと思います. 日本(人),大丈夫ですか??↓ |
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