いすみと海老名の様子

今日は家以外の様子を披露しましょう. 最初は大原漁港の港の朝市です. 屋台や魚屋がならび,人々で賑わいます. i-Phoneのパノラマモードで撮りましたが,このような写真をとろうと思うと昔は大変な努力が必要でした. 若いつもりでも,『昔は･･』なんていう年齢になったのですね.

小振りですがマグロです. 一般にアメリカ人は魚を生で食さず缶詰めが一般で,マグロ缶のことをシーチキンと言います. どこがチキンなんですかね. 来日した時刺し身を出すと恐る恐るホーク(箸じゃない)をつけますが,しばらくして世界一美味しいときます. アメリカの海岸線は日本より短いと言われ,海を見たことが無い国民もたくさん居ます. だからフライドチキンとハンバーガー,たまにステーキの繰り返しが標準的アメリカ人の食生活で,マグロの刺し身は新鮮な驚きとなります. それにしてもアメリカ人は世界一が好きですね.

『gift from the sea』,言い方を変えたゴミです. 割れたガラスが海で洗われて角が丸くなった最近シーグラス(sea grass)が目下人気で,海岸のゴミが減りました. カミさんも集めているし,女性の電車デザイナーもこれを集めてアクセサリーを作っています.

最近カミさんが凝っているのがこれ,チョークアートで,毎週週末は海老名通いです. 引っ越す前にやっていれば良かったのにね.

東京の部屋は賃貸してますが最近は競争が激しく,高速通信を入れてみました. すると在宅仕事をする人が増えたのでしょう,すぐに引き合いがきますね. 引っ越しを何度もしましたがお陰様でいろいろな通信会社とつき合いました. 個人的な印象ですがNTTは高速回線を謳うものの実態はそれほどでもなく,1G契約でも500mb(0.5G)前後を越えればヨシといった感じでした. しかしKDDIは契約者数が少ないのか,契約速度にほど近い数字をたたき出します. NTTで4.6G期待するなら5Gではまず無理で,10G契約が必要だと思います. NTTはひどいと思われそうですが,これがつき合った通信会社の実態で,ひどいものだと2Gを謳って100mb(0.1G),良くて300mb(0.3G)なんてNuro光の例もあります. 高速通信で投資するなら,十分な調査をしないと$をドブです.

海老名の景色です. 紺色の電車がメインの暗い相鉄の車庫で,JRや東急が明るさをとり戻しました. 赤バンドは東急3001号ですが,カタログを担当した想い出の電車のひとつです.

ここで3000系を目にすることになろうとは,24年前には考えもしませんでした.

3000系は7〜80両で終了し,残りは3000系の走り装置とJR231系由来のボディを組み合わせた5000系が後をつぎました. 当時の担当者は,アムトラックみたいだと言い,カミさんは都会から来た電車と評価しました. 4両目と5両目は新車ですが同じボディなので,20年の歳の差は感じません.

相鉄線乗り入れを機に全列車2両増結して8両編成となり,3000系は全編成オリジナルボディと5000系ボディの混成となりました. 5000系は雨どいが飛び出しているので上方を絞った車体断面です. アムトラックでも何でも,デコボコ編成は大好きです. 歳の差の方は24ですが,そちらはあまり違和感を感じません.

海老名にいくと引っ越し荷物を詰め込んでいすみに戻ります. 今日の荷物は薬味セットです.

最初に触れたパノラマ写真の『大変な努力』はこれです. 大きいと持ちづらいのでアルミ板を曲げてライカを模したボディをつくりました. ブローニー6x18cm判ですから巻き上げが大変で,モータードライブ内蔵です. レンズは大判用のグランダゴンで,シンクロ接点をいかした自動巻上です. フォーマットの有効利用のためシフト機構を設け,空撮でも型崩れしない蛇腹は,すれ違いでも風圧に負けない電車の幌を伸ばしたりつついたり研究して編み出しました. すごい先生方がひしめく業界に埋もれないよう,特殊撮影では負けられないと思い,がんばりました. 若かったのですね.