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テリート800mmレンズ |
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壁紙の桜は広角・標準・望遠・超望遠ののうちどのレンズで撮ったかというクイズは,過半が標準でした. 花びらまでクッキリ見えていたからだと思います. しかし拡大してもピントが来ない,おかしいなぁと述べられた方もおられました. それもそのはず,100数十メートルも空気の層を挟んでいたからです. 撮影した時点で地表と上空の温度差が少ない朝7時過ぎですが,1時間もすれば暖められた空気が地表から登りますのでカゲロウがでて,このような写り方はしなくなります. 正解は超望遠で,ライカ製のテリート800mmです. 全域美味しく食べられる海老名の巨大タケノコと並べて ↓ |
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サイズが判りませんね. 小型化される前の一眼レフ,ミノルタSR1sをつけてみました. ライツ製品でありながらミノルタマウントなのです. ミノルタがライツと提携してOEM製造を始めた1970年年代に,小型が売りのミラーレンズミノルタ800mmと,真面目に設計されたライツの800mmを互いのマウントで発売しました. このレンズは非常に高価で売れたのは僅か数本で,カタログモデルとしては少ない販売量でした. この固体は岩手の写真家が買い,使い切れないから発売元のプロ担当に引き取られ,私のところにやって来ました. 新品だと98万円でしたが大きすぎて人気薄となり,今は数万円だそうです. これで電車動画を撮るとすごい迫力です↓ |
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フード直径は15cmほど,焦点距離800mmだから長さも80cmあります. レンズは3枚を1つに張り合わせたもの1枚だけで,ほとんどの部分はただのパイプです. 何にでも興味を示すネコはハタチです↓ |
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手持ち唯一のAF望遠ズーム,Sony G 70-300mmです. まれにAF撮影する時持ち出します. 9歳の時で,何でものぞき込みます ↓ |
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ひと塊のレンズは実にクリヤーです. 目に見えない色の違いも記録するので,画像操作をすればご覧のとおり,クリヤー塗装が剥げた部分が丸見えです. 最近の800mmレンズはあの手この手で小型にしますが,結果的にレンズ枚数が増えてしまいます. 以前も申し上げましたが,ガラス戸でも3枚重なるとうっとうしいものですが,コーティングされた高級レンズでも10枚20枚と重なると解像されていても色合いは墨を流した感じになります. それにしてもグラスファイバーの三脚込みで16kgは重いです. クリヤーに見えた桜の写真は,このレンズで撮りました↓ |
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